キャットショーについて１人でも多くの人に知ってもらい、参加してみようかなと言う気持ちになっていただけるようにと考え､ちょこっと説明してみようと思いました｡
まだまだ､難しい言葉があると思いますので、そのような時は私にMａｉｌでも頂けたら､うれしいです｡

【CFAとは】　　　CAT　FANCIERS'　ASSOCIATION　INC
　１９０６年創立の世界最大の愛猫協会として､アメリカ本土､カナダ､南アメリカ､ヨーロッパ､アジア､ロシ
アに及ぶ６００以上の所属クラブを持つキャットクラブで、猫の品種改良により遺伝的な欠陥を排除され
た、各々の血統猫の健康促進を最大の目的とした非営利団体です｡
　日本国内には、およそ75もの加盟クラブがあります｡　　
☆どんな猫がCATSHOWに出られるの？
　満４ヶ月以上で健康でのみ､耳ダニ､伝染病の疾患がない猫ならCFAナンバーがあるなしに関わらず
出陳することが出来ます｡尚､満８ヶ月以上の成猫は（ハウスホールドペットを除く）CFAナンバーを持って
いることが条件となります｡　
☆CFAのCAT　SHOWに猫を出したいあるいは見学に行くには？
　CFAのCAT　SHOWは北海道から九州まで１年中何処かで行われいるほどです｡日程については
”CAT'S”などの雑誌を見るか、クラブに問い合わせをして下さい｡ここのホームぺージからもクラブに
リンクしていますからご覧下さい｡また､会場にはシャンプーやフード､おもちゃや猫グッズなどのお店が
たくさん並びますので、他では買えない物がGETできちゃうかもしれません｡　
☆CATSHOWに出たい時は、どうやって申し込むの？　
　まず､ショーを開催するクラブにショーの日程､時間、場所、料金、審査員の名前、締切日、待機ケージ
の大きさ…などが記載されたショー案内と出陳申込書（ショーエントリーフォ―ム）を送ってもらってくださ
い｡　エントリーフォ―ムが送られてきたら､必要事項を記入し出陳料をそえて締切日までに申し込みま
す｡後日、必ずクラブに着いているかどうかの確認を取ってください｡
　申し込みが済んだらショーまでに猫ちゃんのコンディションを整えて準備をして下さい｡
☆ショーにはどんなものを持っていけばいいの？
　審査を受ける以外は待機ケージに入れておくので､そのためのケージカバー、雑巾、ペットシーツ。
猫のグルーミングのためのくし､ティッシュ､その他猫のためのおもちゃ､水入れ、ポールペン、小さな
ごみ袋､カメラ､ビデオなど。自分の猫ちゃん専用の携帯用のトイレなども用意しましょう｡

出陳	猫をショーに出す事｡
ショーシーズン	５月から翌年の４月末までの１年間を言います｡
ロゼット	フャイナルに残った猫の与えられる豪華なリボン｡
ブリード	品種
リング	審査員が審査をする場所｡
ジャッジ	審査員の事｡
スタンダード	猫種別に理想とされる体格や顔、コート…などがあり､ショ―ルールの基づいています｡
オールブリード(ＡＢ)	ロングへアーとショートヘアーを一緒に行われる審査、フャイナルの事｡
スペシャリティー（ＳＰ）	ロングへアーとショートヘアーのごとに行われる審査、フャイナルの事｡
KITTEN(キツン)	生後４ヶ月以上８ヶ月未満の子猫(避妊、去勢されていても可)｡
OPEN(オープン)	生後８ヶ月以上の成猫でノンタイトルの猫。
CH（チャンピオン）	オープンを勝ち上がった猫で､最低４人の異なるジャッジから６本の ウイナースリボンを獲得し、本部に規定のチャンピオン登録とした猫｡
GRCまたはGC 　　　　(グランドチャンピオン)	チャンピオンクラスの猫を２００頭勝ち抜くと与えられる称号。
ＰＲ(プレミア)	生後８ヶ月以上の成猫で避妊､去勢したＣＦＡ血統猫｡
ＨＨＰ(ハウスホールドペット)	生後４ヶ月以上で家庭で飼われている健康な猫すべて｡（野生猫との混血は不可)避妊､去勢されている事が望ましい｡
ＡＯＶ	登録猫またはキツンで血統的には審査に挑戦できるが、毛色､毛質､性別または、生まれつき尾のない又は部分的に尾のない猫種については尾や耳について公式基準にそぐわない猫｡､
アワード（賞）	ショールールに基づいてショーシーズンの間に集めたポイントにより与えられる賞｡ナショナルアワード､ジャパンアワード。
フャイナルアワード	各々の審査､予選を勝ち抜いた猫が最終順位を決定される｡
リボン　　　　　↓に色の説明	ショー‐ルールで定められた色の５×２０センチのリボン
リージョン（地区）	地区レベルで賞に挑戦できるようになっています｡日本は第８リージョン｡

【ショーの流れ】
　あたながもし猫ちゃんを譲ってもらった時に、CFAナンバーがついていたならCFAキャットショーに出て
みませんか？もしナンバーがついていなかったら､まずCFA登録ナンバーを取りましょう。
　しかしこのナンバーは両親がそのナンバーを持っている猫しか取得する事が出来ません｡CFAの登
録猫ちゃん達はそういう意味でも､由緒正しい？猫ちゃんなのです｡　だから､考え様によったら､ナンバ
ーがついているなら､できるだけその血筋を子孫に続けて行くように努力していくって言うのも､飼い主の
責任の１部じゃないかと私は考えます｡もし､ナンバーの取り方などについてもわからなければ私に聞い
ちゃってください。ｅ−ｍａｉｌ
猫の分類
　A, 性別(オス、メス) 　 B, クラス（オープン、チャンピオン、グランドチャンピオン)　
　C ,カラー(毛色) 　　　　 　 D デビジョン(区分)
　E ,ブリード(品種)　　　　　　F ,ロングヘアー(長毛種）、ショートヘアー(短毛種)
　　　
【第１審査】　
　同じ猫種、同じクラス（Ｂ）の同じ性別（Ａ）でスタンダードの比較によって、１席、２席､３席を競います。
　オープンクラスの場合､１席の猫にウイナースリボンが与えられます｡
【第２審査】
　第１審査で上位の猫から同じ猫種､同じカラー（Ｃ）でベストカラー、セカンドカラーを選出します｡
【第3審査】
　第２審査で上位の猫から同じ猫種あるいはデビジョン（Ｄ）のベストブリード､セカンドブリードを選出しま
　す｡チャンピオンクラスの猫ではベストチャンピオンも選出します｡
【ファイナル審査】
　オールブリード(ＡＢ)，スペシャリテイ―(ＬＨ／ＳＨ)リングにおいて猫種に関係なく１位から１０位の順位
　が決められます｡そして､ファイナルに残った猫ちゃんはあのロゼットリボンが頂けるわけです｡
　同時にチャンピオンクラスの中から
　　　　　　　　　　　ＡＢのベストチャンピオン、セカンドチャンピオン、サードチャンピオン
　　　　　　　　　　　ＬＨのベストチャンピオン、セカンドチャンピオン、サードチャンピオン
　　　　　　　　　　　ＳＨのベストチャンピオン、セカンドチャンピオン、サードチャンピオンも決められます｡
リボンの色
　ジャッジが審査をしたら､リボンをつけていきます｡このリボンがほしい人はもらえます｡ほしい時には､
　一応ショーの主催者に訊ねてみてください｡

第１審査の　１席⇒紺、２席⇒赤、３席⇒黄、　ウイナースリボン⇒赤､白､紺の３色　　のリボン
第２審査の　ベストカラー⇒黒、セカンドカラー⇒白　のリボン
第３審査の　ベストブリード⇒茶色、セカンドブリード⇒オレンジ、ベストチャンピオン⇒紫　　のリボン
ハウスホールドクラス　　メリットアワード⇒赤､白２色　のリボン